100人の男性器を撮影してきた女性フォトグラファーが発見したこと

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イギリスの写真家ローラ・ドズワースは、「男性とは何かを理解する」ことをテーマに、ある写真を撮り続けた。

それは100人の「男性器」をひたすら撮影する、というプロジェクトだった。

 

通常モデルは更衣室で服を脱ぎ、ガウン一枚をまとってカメラマンの前に現れる。

しかしこのプロジェクトでは、モデルたちにはドズワースの目の前でズボンを脱いでもらった。

 

そしてそのときに、モデルには自分のもっとも内側に秘めている考えを語ってもらうことにしたという。

 

この100人の男性器は『In Manhood: The Bare Reality』(男性的なもの ― さらけ出された現実)として写真集にまとめられた。

この写真集は男性らしさというコンセプトを探求したのもので、男性器の写真そのものはあくまでそのきっかけとして撮影された、という。

 

ドズワースは新聞の取材に対してこう答えている。

「このプロジェクトが終わりに近づいてくると、自分が創造性と感情面でバランスが取れなくなっていることに気づきました」

 

「女性らしさが自分に対してどういう意味を持つか ー これは受け入れることができていました。しかし男性らしさを理解するためには、男性の語るプライベートな話を聴く必要があることに気づいたのです」

 

ドズワースは様々な男性たち(友達、ヌーディスト前立腺がんの患者たちなど)に、このプロジェクトに参加してもらえるかどうか聞いてまわった。

 

「自分の知り合いの男性全員に声をかけました。そして彼らの知っている男性にも聞いてもらい、さらにその知り合いの男性にも聞いてもらったのです」

 

撮影はみんなが想像するほどぎこちないものではなかった、という。

また、モデルとして参加した男性はみんな匿名で登場している。

 

「喜んで服を脱ぎカメラの前に立つ人もいたし、とてもナーバスな男性もいました」

 

「何人かの男性については、感情面に訴える経験だったと思います。ガンの手術のあとが残っている人たちや、自分の体を恥ずかしがっている人もいました。リラックスしている人もいたし、自信満々の人もいたのです」

 

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<多くを学んだ100人の撮影>

ドズワースは、最初の撮影から数回目までまでは少し恥ずかしく感じていた、という。

しかしそんな気持ちもすぐになくなり、結果として多くのことを学ぶことができた、と語っている。

 

「実際には、あらゆる種類の「ふつう」がある、ということなのです。男性はいろいろな形、いろいろな大きさをもって生まれてくる、ということが分かりました」

 

「自分のペニスの形や大きさ、またはその機能に不安を抱いている男性がどれくらいいるのか、私には分かりません。しかし男性も、女性ほどではないにしても、やはり自分のボディについてプレッシャーを感じているのです」

 

「ペニスはタブー視されているため、他の実物を目にすることがきわめて少ないものです」

 

「このプロジェクトに参加してくれた男性たちが、もし若いころにこの写真集を見ていたら、きっとペニスについての思い込みをなくして不安を抱えることはなかったでしょう」

 

「このプロジェクトを始めたとき、私は男性たちの正直さに驚かされたのです。私は、男性たちは自分の人生や感情について率直に語るチャンスを与えられていないのではないか、と思うのです。今まで自分の奥さんや彼女にもこんな話はしたことないよ、と言う男性もいました」。

 

 

<以前は女性100人の胸を撮影> 

ローラ・ドズワースは2児の母でもある。

 

 

昨年、ドズワースは『Bare Reality: 100 Women, Their Breasts, Their Stories』(さらけ出された現実 ー 100人の女性、彼女たちの胸、彼女たちのストーリー)を出版している。

ここでは100人の女性の胸だけを撮影した。

 

この女性100人を見つけるために2年を費やし、モデルとして登場する女性たちは下は19歳から上は101歳にまで及ぶ。

モデルは仏教の尼さん、バーレスク・ダンサー、女性の牧師さん、がん治療経験者などが含まれていた。

 

この写真集は世界中で話題となり、ドズワースはテレビやトークショーに登場。

イギリスの乳がん患者のためのチャリティ団体「Breast Cancer UK」に収益金が寄付されている。

 

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