セックスのあとにブルーな気分になるのはなぜ? 多くの女性が気分の落ち込みを経験

 

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世間では「週に何回するか」とか、「今まで何人としたか」ということばかりが話題になっている。

 

しかし愛の営みが終わった後にどんな気分になるか、ということが話題になることはほとんどないようだ。

 

心地よい疲れ、満足感、長く続くオルガズムなどは、「アフター・セックス」の感覚としてよく知られている。

 

しかし、ある種の悲しみを感じ、人によっては恐怖やさみしさを経験する人もいるという。

 

これは「性交後憂鬱(せいこうごゆううつ)」と呼ばれるもの。

 

涙が出たり、悲しみを感じたり、心配になったり、攻撃的になったり・・・と人によって症状に違いはあるが、一般的にセックスのあとに憂うつな気分に陥ってしまうという特徴がある。

 

気になる点としては、お互いの合意に基づいたセックスのほうがこの症状が発症しやすい、ということである。

 

現在27歳になるJさんは「独身のときも空虚感がいろいろな気分で現れて、セックス後の憂うつを感じました。当時の私は、捨てられるのが怖くてそう感じているのだと思っていました」と語る。

 

「たとえセックスそのものを楽しんだときも、自分から何かが奪われてしまうように感じたのです」 。

 

セックス・セラピストでありカウンセラーのノウルズさんによると「セックスのあとに悲しくなるのは決して珍しいことではありません。過去のトラウマが原因とは限りませんし、またセックスそのものを後悔して悲しくなるわけでもありません。なにか悪いことが起こっていると思う必要はないのです」 。

 

ノウルズさんの説明によると、この憂うつな気分はセックスによってエンドルフィンなどのホルモンが一気に体内に分泌されることによって引き起こされるものであるという。

 

「セックスというのはとても親密さが求められる行為です。オルガズムに達することで、その親密さを実感できるホルモンが大量に分泌されます。しかし、こういったホルモン分泌はオルガズムのピークを過ぎると急激に落ちてきます。そのとき、親密さとは反対の感情が現れ、人はそれを悲しみとしてとらえるのです」

 

「つまり、パートナーとの最高の喜びに達したあと、今度はある種の孤立の感情に引き戻されるわけです。特に女性にその傾向は強く現れますが、これは生理的なもので、ある程度なら誰にでも起こりうる感情です」。

 

近年行われたある調査では、230人の女性のうち46%がこの気分の落ち込みを経験していることが判明した。

 

この調査を行った専門家たちによると、女性たちのパートナーとの親密度は関係ないという。

 

2011年に行われた別の調査でも、満足できるセックスのあとでも3分の1の女性が気分の落ち込みを感じていることが分かった。

 

その一方でノウルズさんは、もしセックスのあとの憂うつな気分が定期的に起こるのであれば、単に一般的な気分の落ち込みだと割り切らないほうがいい、という。

 

「もしあなたが感じているセックス後の憂うつが、ここで述べられている性交後憂鬱(せいこうごゆううつ)ではない場合、何らかのアプローチで対応する必要があるかもしれません。なにか深刻な症状が隠れている可能性もあるのです。もしこの症状に定期的に悩まされているようであれば、セックスセラピーやカウンセリングを受けるのがいいでしょう。単に体の関係だけでなく、パートナーとの関係そのものに問題があるかもしれません」 

 

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